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子猫のワクチン

JUGEMテーマ:にゃんこ


猫の混合ワクチンは現在7種まででていますが、一般的には3種混合ワクチンが良く知られています。 猫鼻気管炎ウイルス猫カリシウイルス、猫汎白血球ウイルスの3種です。
どのワクチンを接種するかは環境や猫の状態によりますが、最近カリシウイルスに対する抵抗力をより高めるために何種類かの株を入れた多価ワクチンが注目されています。
ワクチンは人でもそうですが、安全性と効果という点でこれが一番いいといえるものはありません。出回ってからしばらくたってある程度評価がでてくるものです。どのワクチンでもある程度の割合でアレルギーがでますし、副反応も絶対でないとはいいきれません。
3種混合ワクチンは室内飼いで、外出などで別の猫と接触する可能性がない子に勧めています。そのような子でも人によってウイルスが運ばれて感染する可能性があるものだからです。
最近、難治性の口内炎にカリシウイルスが関係しているのではないかと言われていて、カリシウイルスに対しての抵抗性が高いワクチンに対する期待もあるようです。ある程度成猫になって毎年ワクチン接種をしている子があえて多価ワクチンにかえる効果はわかりませんが、子猫でワクチンを初めて接種する場合には多価ワクチンのほうがいいかもしれないと思っています。発売されて数年で主だった大きな副作用もみられないようですので。

子猫は生後3カ月位で初回ワクチンを打ちます。子猫の育て方も含めてご相談ください