ブログ

歯をみがこう

JUGEMテーマ:ペット
ワンちゃん、ねこちゃん、近くにいるとお口の臭いが気になりませんか?動物にも歯周病や歯槽膿漏があります。虫歯はどの動物もなりにくいのですが、食べ物などの影響で歯周病は増えています。 歯周病は人と同様、悪化すれば歯を失いますし、顎の骨が溶けたりすることもあります。猫などは痛くて食べれない状況に陥ったりもします。まずは歯石付着の予防から始めましょう。
一番いい方法は人間同様歯磨きです。子犬であればまずは歯磨き挑戦してみてください。歯垢が歯石になるのは48時間といわれています。理論上は1日おきに歯磨きをすればいいことになりますが、忘れてしまうと2日経ってしまいますから基本的には毎日行う習慣をつけましょう始めは上唇をめくって犬歯がみれるかどうか
それができたら人の人差し指を臼歯の外側にいれて歯を触ってくる
次は指にガーゼやデンタルシートを巻いて1本ずつ歯と歯茎の境目をこする
ここまでで効果は十分ですが、歯磨き粉の味(チキン味やミルク味があります)が好きな子は歯ブラシに  塗って人のように歯磨きをしてもいいでしょう。
でもこれを続けるのは大変なことです。お休みしたいときやどうしても嫌がる子は歯磨きガムなどを使ってみましょう。効果はおちますが継続はしやすいと思います。また、猫ちゃん、フェレットは歯磨きが困難ですので、小さいうちからガムをあたえてみるとよいと思います。市販のものでも良いですが、動物病院で扱っているものはある程度効果が期待できます。それも無理だったり、歯石がついてしまった場合は歯周炎になるまえに歯石除去をしましょう。麻酔をかけないときれいにはとれませんが、協力的な子であれば時間や回数をかけて取れる子もいますのでまずは検診にきてください。