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猫のワクチン・避妊・去勢手術

JUGEMテーマ:にゃんこ
前回はおもにワクチン接種フィラリア予防をしましょう、という話でした。
 フィラリアに関してはある調査ではいわゆる地域猫の10%位にフィラリアに対する抗体(免疫反応)がみられました。これは白血病ウイルス抗体陽性率よりも高い数字でした。
 症状は咳や呼吸困難などの呼吸器症状が多いようです。犬のように心臓に寄生するまで成長するものは少ないようですが、肺に対するダメージを与えるようです。喘息様の咳や突然死を起こす原因の一つになっているようです。
 症状があっても検査ではっきりと出ることはあまりないので、有効なのは予防ということになります。
 現在投薬が楽なスポットタイプのものが主流になっています。ノミ、ミミダニ、消化管線虫(お腹の虫)の駆除が同時にできるのと6週令から投与できるメリットがあります。定期駆虫の意味でもお勧めします。