JUGEMテーマ:わんこ
暑かった夏もやっと終わったのか、秋めいてきました。
今年は皮膚病になった子
が多かった気がします。また、膿皮症
と診断して抗生物質の投与を開始してもなかなか良くならないケースも多かったです。途中で再検査するとカビがついていたりした子もいました。
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暑くてジメジメしていたせいでしょうか?
膿皮症
は円形あるいは粟粒状に皮膚が赤くはれたり、フケの塊などがついていたりする症状が見られます。かゆみが出るので掻き壊してしまったり、舐めすぎて数時間で大きな脱毛部を作ってしまったりします。カビも同様の症状がみられますがかゆみが出てくると両者の鑑別は難しくなります
。
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膿皮症は正常な皮膚の自浄作用が失われるような状況下で常在細菌が増えて起こります。どうしてそのような状況になってしまうのかははっきりとしない場合もありますが
、高温多湿の夏におこることが多いと思います。繰り返し起こる場合にはアレルギーなどの関与も考えられます。
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原因はともかく膿皮症自体は抗生物質の投与や薬用シャンプーを併用することで治ることが多いです
。なかなか治らない場合はアレルギーやカビ、酵母菌などによるケースもあるので検査が必要になる場合もあります。
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とにかく今年は治るまで時間がかかる子
も多いようですので、気になる皮膚病があるのなら早めに受診したほうがいいでしょう。
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