猫やフェレットにも感染する可能性があります。現在錠剤、散剤、クッキーのようなチュアブル、スポット剤などさまざまな剤形のものがありますし、同時に腸管内寄生虫やノミ・ミミダニ駆除ができるものもありますので、その子にあった方法が選べるようになりました。
私は幼少のとき、まだ予防法がなかったこの病気で愛犬を2代にわたって死なせてしまいました。そのとき何もできなかったことが獣医になるきっかけになりました。最近は予防が普及し、フィラリアに感染してしまった子も寄生数が減ってきたように思います。ぜひ、数年予防していなかった飼い主さんも予防再開していただき、このフィラリアという寄生虫自体がいなくなるよう望んでいます。
フィラリア予防(猫・フェレット)