未分類

仔犬の不妊手術

不妊手術は子供が産めないようにする手術です。

時期は身体の機能が整ってきた、生後半年くらいから安全に実施することをお勧めしています

そうとはいえ全身麻酔下で行うものですから100%安全ではありませんが、麻酔技術もよくなりほとんど問題なく行えるようになってます

また、不妊手術をすべきかどうかの議論がありますが、繁殖を考えている場合でも5歳くらいまでに出産をさせて、その後は手術を受けたほうがいいと考えています

なぜなら不妊手術によって乳腺腫瘍、子宮腫瘍、子宮蓄膿症、卵巣疾患のリスクが格段にさがるからです。

ではそのような疾患がどれくらいの割合でおこるか?統計はありませんが診療のなかでの印象は、おそらくそのどの病気にもかからず寿命を全うしている子はほとんどいない感じです

また、年をとってからの手術はリスクも高くなります

後々の心配を取り除く意味でも不妊手術をお勧めしています