動物に関わる様々なこと

犬、猫が食べてはいけないもの


以前もチョコレート中毒についてはお話ししましたが、寒くなってくると、飼い主さんがチョコレートをバッグに入れていたのを探してたべてしまうケースが多く見られました。クリスマスもありますからケーキ作りを考えている方もいらっしゃると思います。製菓用のブロックチョコレートは通常のものより大きいですし、中毒物質が多めですので間違って食べないように気を付けましょう。
ネギ中毒は玉ねぎ、長ネギで起こりますが、同じ物質がニラ、ニンニクにも含まれているのでこれらと好物のお肉やお魚が含まれている餃子、お鍋、肉じゃがなどうっかり食べられないように気を付けましょう。
中毒量は個体差もあるためはっきり言えませんが、猫のほうが犬より少量で症状が出るといわれています。症状は赤血球が溶かされるためおきる貧血です。症状が起きてからでは対症療法しかできません。食べてすぐに催吐させることで症状は抑えられますので、食べたことがわかったら迷わず動物病院に相談したほうがいいでしょう。
そのほかに気を付けたほうがいい食べ物
ぶどう(生、干し)、人用の薬(特に風邪薬)、植物(ユリ、スズラン、フクジュソウ、スイセン、ヒガンバナ、アサガオ、キキョウ、シキミ(仏前に供えている可能性があります)、一部の観葉植物)、キシリトールを含む歯磨き粉、飴、ガムなど