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発症すると治らない目の病気に緑内障があります。
緑内障は視力を失う可能性があるのと、痛みを伴うことで動物に負担をかける病気です。ですから早期に発見して進行を遅らせてあげる必要があります。
緑内障とは眼の中を流れている眼房水がうまく排水されなくなり目の中の圧力が上がってしまうことによる状態です。目の奥にある像を映し出す網膜に持続的に圧力がかかると目が見えなくなってしまいますし、痛みも強くなります。また、角膜が内側からおされると濁って見えることもあります。
原因は先天性に排水溝の構造に異常がある場合や目のほかの病気から二次的に排水されにくい状態となる場合があります。
一度なってしまうと治す方法がないため、視力が残っているうちに進行をおくらす内科的(薬によるコントロール)、外科的方法がとられます。
視力がなくても片目であればワんちゃん、猫ちゃんはわからないくらいに生活を送ることができますが、残念ながら痛みをとる措置として目を摘出してインプラントの挿入を行うことが一般的です。