動物に関わる様々なこと

子猫の離乳

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はじめは、ミルクとミルクの合間に少量の離乳食を口に入れてなめさせてみます。離乳食として市販されているものでもいいですし、動物病院で高栄養の缶詰や流動用のペースト缶などをもらってもよいでしょう。中にはペーストを食べるのが苦手な子もいますがたいていは数日で自分でお皿から舐めとれるようになります
こうして食べれる量が増えていくと、授乳の間隔が長くなっていきますので自然にミルクが止められるようになります。ペーストを食べるのが下手な子は、ドライフードを砕いて細かくし(小さいものならそのまま)お湯でふやかしてペーストに混ぜてあげてもよいでしょう。
離乳が進むうちに自力で排尿や排便ができるようになりますから、そろそろトイレを用意してあげましょう。はじめはトイレ以外でやってしまうでしょうが、その時の便や尿をトイレに入れておいてあげると覚えていきます。猫用トイレはまだ大きすぎるので、底の浅いお菓子の箱や缶にペットシーツを敷き、新聞紙を短冊状に裂いて入れておきます
食事が1日3回位になったら、便が緩くならない程度に与える量を増やしていきましょう。たいていの場合食べるがままに与えていると下痢をします。量の調節がうまくいっているかどうかは、形がはっきりのこる程度の固さの便を1日1-2回することでわかります。もし、あげすぎていないようなのに下痢をしたら、動物病院に相談してください。完全な離乳は生後2カ月くらいです。
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