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消化器系の話(歯2)

犬ではふれあいの一環として歯磨きをとりいれると良いと思います。まだ幼いうちに歯に触られることに慣れさせ、永久歯が生えるころに歯ブラシを使った歯磨きができるようにしたいものです。犬の永久歯は42本、猫は30本です。人が親知らずを入れると32本ですから犬の歯の手入れは大変ですね。

ワンちゃんではまず唇を触るところから始めましょう。嫌がらずに触れらせるようになったら唇をめくって犬歯までを見てきましょう。次は奥歯。結構奥まであることが分かります。ここまでできれば液体はみがきの滴下ができるでしょう。
次の段階は歯を1本1本触ってきましょう。素手で怖い場合は軍手をするとよいでしょう。
そこまでできたら歯ブラシやブラシのついたデンタルグローブ、デンタルクロスなどをつかって歯磨きをしましょう。デンタルペーストの味がきにいって歯磨きさせてくれる子もいます。歯垢が歯石になるには2日かかるそうなので理論的には1日置きでも効果はありますが、忘れたりできなかったりすることを考えると1日1回と思っていたほうがいいでしょう。
歯磨きまでできない、または今日は歯磨きサボりたいという方は効果はおちますが液体歯磨きや歯磨きガムを利用すると良いでしょう。処方食でデンタルケアができるものもあります。