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フィラリア薬の疑問

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このあたりではまだ蚊をみていませんが蚊石垣島では2月に初蚊に刺されました。
蚊と言えばフィラリアですフィラリアの薬を蚊が出はじめてあわててとりに行くと、「まだ、だいじょうぶですよ」thumb_20170317175553_58cba4990f01cといわれ、もういなくなったからやめると「ちゃんと飲ませないとだめですよ」thumb_20170317180120_58cba5e0a3810と言われたことありませんか?
実は、フィラリアの薬が効く時期というのがあるんです。
フィラリアの仔虫は蚊の体内で感染力をもち、これは平均気温によって決まります。そして蚊によって運ばれ、犬に感染して筋肉内や皮下で育ちます。1か月くらい成長した虫に薬は効くのです。ですから、予防薬といっても感染予防ではなく、心臓に悪さをする前に駆虫するという意味ではフィラリア症予防薬なのです。
そういった薬の性質上、さいたま市周辺では感染させる可能性のある蚊が出始める5月から1カ月遅れた6月ころから、蚊がいなくなる10月中旬から1カ月後の11月終りから12月初めまで投薬を勧めています。
でも、この温暖化で、ここ数年は投薬開始時期を㋄中旬くらいにしています。沖縄では通年投与が一般的ですthumb_20161025134036_580ee24465cd2
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