JUGEMテーマ:わんこ
空気も乾燥し皮膚病のワンちゃんは症状が落ち着いてくるころです。
しかし、冬になっても目の周りや背中の痒みがあり、一日の排便回数が多い、という子はもしかすると食べ物に対するアレルギーがあるかもしれません。
食物が体に悪さをする機構にはアレルギーを介するものと解さない食物不耐性と呼ばれるものがあります。食物不耐性は人でよく知られているものに牛乳をのむと下痢をしてしまう乳糖不耐性がありますが、摂取するとアレルギーに似た症状を発症する仮性アレルゲンやアレルギー症状を助長する薬物、アレルギー反応を起こすヒスタミン放出を持つ食品などがありそれらの摂取によっても似たような皮膚症状や下痢をおこすことがあります。
食物アレルギーを疑う症状としては、1.発症年齢が1歳未満 2.非季節性の症状 3.目や口の周り、背中の皮膚炎4.1日3回以上の排便回数 などが挙げられています
人でいう蕁麻疹がでる抗体が関係しているタイプのアレルギーと、リンパ球が関係しているタイプのアレルギーの2種類があると考えられています。