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ネギ中毒は有名で、すき焼きや肉じゃがなど大好物のお肉と一緒に間違って食べてしまうことがあるという認識は多くの飼い主さんが注意してくれるようになったので最近見なくなりました。
その代りといってはなんですがチョコレートを食べてしまったという相談は増えたように思います
チョコレートの中毒量は定かではありませんし、感受性も個体差があるのではっきりとはいえませんが、体重5kg位でミルクチョコレート2枚(200g)位と言われています。
さすがにその量を食べてしまうことはないでしょうが、ブロックチョコレートや製菓用のチョコレートではそれより少ない量でも中毒を起こすようです。
症状は嘔吐、下痢、不穏、頻脈、不整脈、多尿、筋痙攣、痙攣、死亡と軽症から死亡にいたるまで様々です
症状としての嘔吐、下痢によって吸収量が減り排泄が増すこともあります
どのくらいの量でどの程度の症状が出るかはわかりません。
チョコレートを食べてしまった場合は6時間内であれば嘔吐させて様子をみていますが、血液中から中毒物質が出ていくまでの時間が長いので、症状がみられる場合には点滴で血中濃度を薄め、利尿剤で排泄を促したり、重篤な場合には麻酔下での胃洗浄が必要かもしれません