JUGEMテーマ:わんこ
甲状腺機能低下症のお話です。 これは甲状腺という喉のあたりにある内分泌腺からホルモンの放出が少なくなって起こる病気です(まれにホルモンは出ていても自己抗体という免疫によって作用が妨害されて症状がでているケースもあります)。甲状腺ホルモンは代謝をあげる作用があるホルモンです。
犬に多くみられ、2~6歳での発症が多いようですが、好発犬種といって遺伝的になり易い素因を持っている犬種だと若い年齢で起こる傾向にあります。
好発犬種はゴールデンリトリバーやミニチュアシュナウザー、プードル、ダックスフンドなどです。
一般的な症状は元気消失、肥満、寒冷不耐性(寒がる)、対照性(身体の両側同じ場所に出る)の脱毛、毛並みが悪くなる、皮膚炎、皮膚の色素増強(黒ずむ)などです。
なかなか気づきにくい症状ですが、急な寒さに耐えられずにじっとして食餌もあまりとっていないのに太っている、という気がしたら動物病院で相談を受けたほうがいいでしょう。
確定診断(診断をはっきりさせる)には血液検査が必要ですが、甲状腺ホルモンが高い場合には否定できますが健康な犬でも低下している状態にあることがあったり、病気でも正常範囲内にあることもあり、疑いが強い場合には試験的に甲状腺ホルモンを投与して反応を見ることもあります。年をとって疑わしい症状のある子は、この時期ですとフィラリアの検査と一緒に甲状腺ホルモン測定もお勧めしています。
甲状腺機能低下症のお話です。 これは甲状腺という喉のあたりにある内分泌腺からホルモンの放出が少なくなって起こる病気です(まれにホルモンは出ていても自己抗体という免疫によって作用が妨害されて症状がでているケースもあります)。甲状腺ホルモンは代謝をあげる作用があるホルモンです。
犬に多くみられ、2~6歳での発症が多いようですが、好発犬種といって遺伝的になり易い素因を持っている犬種だと若い年齢で起こる傾向にあります。
好発犬種はゴールデンリトリバーやミニチュアシュナウザー、プードル、ダックスフンドなどです。
一般的な症状は元気消失、肥満、寒冷不耐性(寒がる)、対照性(身体の両側同じ場所に出る)の脱毛、毛並みが悪くなる、皮膚炎、皮膚の色素増強(黒ずむ)などです。
なかなか気づきにくい症状ですが、急な寒さに耐えられずにじっとして食餌もあまりとっていないのに太っている、という気がしたら動物病院で相談を受けたほうがいいでしょう。
確定診断(診断をはっきりさせる)には血液検査が必要ですが、甲状腺ホルモンが高い場合には否定できますが健康な犬でも低下している状態にあることがあったり、病気でも正常範囲内にあることもあり、疑いが強い場合には試験的に甲状腺ホルモンを投与して反応を見ることもあります。年をとって疑わしい症状のある子は、この時期ですとフィラリアの検査と一緒に甲状腺ホルモン測定もお勧めしています。