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猫の避妊・去勢・ワクチン

JUGEMテーマ:にゃんこ
いろいろな考え方があって、動物とのかかわりもそれぞれのオーナーさんで違っています。
 オスの甘えん坊がよかったり、メスの気まぐれなところが良かったり
 出産、子育てをみてみたかったり、2世を楽しみにしたり
でも、今いる子に健康で長生きしてもらいたいのはだれでも思うことでしょう
その子の猫生設計の8割は飼い主さんのがやるべきことではないでしょうか
不幸にも病気になってしまうことはどんな場合にもあることでしょう。だから防げる病気は防いでほしいと思います
 まず、子猫がきたら1週間くらいおうちで様子をみてみましょう。おうちに慣れてその子の個性が分かり始めたころに病院につれていきましょう。もちろん連れてきてすぐに下痢や食欲不振、クシャミ、鼻水などの異常があるのならすぐに相談してください。
 元気で離乳も順調で、生後1カ月ころであれば検便とお腹の虫やノミなどの駆虫を考えます。
生後2カ月ころであれば2回目の駆虫やフィラリア予防を始めましょう
 そして生後2.5か月~3カ月では今後の健康に大切な最初のワクチン接種を行いましょう..
3~4週後に追加接種をします。
以前にもワクチンに関しては話しましたが、3種から7種混合まであります。
 個々の病気については獣医師によく話を聞いてもらえればいいかと思いますが、最低でも一生ウイルスが残ってしまう猫の風邪のワクチンと感染すると死亡率が高い猫汎白血球減少症ウイルスに対しての予防はしましょう。どちらのウイルスも感染率が高く、一度家に入れてしまうと蔓延します。汎白血球減少症に関しては人が運んでくる可能性もあるウイルスですが、ワクチン接種が完全ならば発症を防いでくれます
ワクチン接種自体の副作用の危険性は人同様どうしてもある程度の割合で起こることは事実です。生活環境によっては感染の確率が低い場合もあるでしょう。しかし、どれも重症化すると後々まで尾を引いてしまうことがあったり、命を落とすことがあるウイルスです。
 この時期だけではなく毎年の追加接種も忘れず行いましょう。
 ワクチン接種の済んだ5カ月ころから避妊・去勢手術がうけられます。
これに関しては改めて次回お話したいと思います