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犬のワクチン・避妊手術・去勢手術 2

JUGEMテーマ:わんこ
生後2カ月ころの子犬ですと、お腹の虫の駆虫を1回してそろそろ1回目のワクチンをいつ接種しようかと計画を立てるころです。ワクチンは家にきて1週間以上たって、ワンちゃんが慣れたころを見計らって受けましょう。
不妊手術は最初の発情期が来る前にしたほうが乳腺腫瘍の発生率をさげることができるといわれています。乳歯が生え換わるのが生後5-6カ月ですから、乳歯の残存がある場合には避妊手術と一緒に抜歯することができます。
子供を産ませてみたいという飼い主さんがいれば、初発情は避けて2度目位の発情期がいいといわれています。また、初産は2歳まで位が良いと思われますので、3歳以上になったら子宮や卵巣の病気をさけるために不妊手術を考えられたらよいかと思います。経産であっても5歳以上は正常な出産がむずかしくなりますし、麻酔のリスクも出てきますので不妊手術を考えると良いと思います。
 去勢手術は睾丸が陰嚢に降りてくる3カ月以降であればすることができます。そのころにまだ降りてきていない睾丸は潜在睾丸・停留睾丸といって腫瘍になる確率が上がります。また、年齢が進んでからの前立腺肥大や前立腺のう胞などを予防するには去勢手術をすることが勧められます。