JUGEMテーマ:にゃんこ
これはうちのスタッフ猫だったきらら姉さんです。18歳の時の写真です
猫にも変形性関節症がみられますが、犬より症状が分かりにくでしょう
きららも肘に変形性関節症がみられました。喘息持ちなので胸部のレントゲンを撮ったときに偶然発見されました。3歳ころのことでした。
やや歩き方がぎこちなくなってきたのは数年前からでしたので、当初7-8年はほとんど見ただけでは分からない状態でした。
2才以上の猫の20%が罹患(病気にかかっていること)しているとみられ、12歳以上の90%でレントゲン上異常が見られるようです。
出やすい関節は肘、脊椎、股関節のようです。
予防は犬同様難しいですが、猫種や肥満、年齢などが危険因子としてあげられます。早めに症状に気づいて対処をしてあげましょう。
痛みがある場合はそばを通るだけでも怒ったり、爪を切るのを極度に嫌がるなどの症状がみられ、徐々に段差が登れなくなったり、高いところが好きだった子が下のほうにいるようになった、など行動の変化で気づくようです。
治療の方針は犬・猫ともに1、病因を減らすこと 2、臨床症状の改善 3、進行を遅らせることの3点です。
次回はどのように治療を進めていくかについて触れたいと思います。
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アレイ動物病院
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