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猫同様、生後3週間ころから離乳がはじまり、2カ月位で完全離乳になります。 お母さんにつけておける場合は3カ月ころまでおっぱいを飲んでいる場合もあります。できれば後々の問題行動を避けるため母犬とできるだけ長く過ごさせてあげるのが理想ですが、かわいい時期に里親さんにひきとってもらうことが多いでしょう。
生後1カ月では検便をしてお腹の虫の駆虫をします。ブリーダーさんのところでは1回目のワクチンを接種することもあります。ジステンパーやパルボなどは早く移行抗体(お母さんからもらう抗体)が消えてしまうケースもあるので早めに接種しましょう。この場合ですと4週間おきに3~4回 接種を行い、最後の接種が16週を過ぎるころになるよう計画をたてます。
ケンネルコフ・伝染性肝炎・コロナウイルスなどもたくさん子犬がいる場所では流行りやすい病気です。ケンネルコフは咳が長くでる病気です。伝染性肝炎は高熱がでて嘔吐や下痢、元気消失などがみられます。突然死もみられる病気です。コロナウイルスは腸に感染し、嘔吐や下痢がみられます。
これらの病気を防ぐには何種か混合されているワクチンを接種します。時期や環境によって接種間隔や種類が異なってきますので、すでに1,2回ワクチン接種をブリーダーやペットショップで受けている子であっても、おうちにきてしばらくしたら接種証明書をもって受診すると良いでしょう。