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抗菌剤

JUGEMテーマ:ペット

抗生物質。、最近では抗菌剤といわれています。
抗菌剤はいろんな病気で使われます。

「抗生物質です」といわれると長く飲んではいけないように思われますし、できれば胃腸を壊すから飲ませたくないと途中でやめたり、数日おきに与えたりする飼い主さんもいますがそれは間違いです。確かに胃腸の調子を崩すことがある抗菌剤もありますが、多くの場合は代わりの薬を処方してもらえます。

最近では抗菌剤を使用する頻度が増え、様々な抗菌剤に対して抵抗力を持った菌が出ています。人のほうで問題になっている多剤耐性菌と呼ばれるものです。いざ抗菌剤を効かせたい感染症のときや抵抗力の低い、年をとった動物や幼い動物、術後などにこの多剤耐性菌が問題になります。

人のほうでは感染症ではないと思われる疾患には抗菌剤を処方しない方向で乱用を防いでいるようです。また、未知の感染症については原因菌に効く抗菌剤を菌を培養することで見つけ、その薬を適当な期間投与する方法がとられています。また、多くの菌に効く薬の使用は慎重に処方して、抗菌剤に強い菌をなるべく環境中に排出しないようにすることも大切です。動物の治療でも処方の方針は一緒で、とくに環境中に多剤耐性菌を出さないように気をつけなければいけません。

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さいたま市 アレイ動物病院
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