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健康診断で異常値がでた 1

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この時期、フィラリアの検査や予防接種などで来院してもらう機会が増えているので、一緒に健康診断をすることをお勧めしていますいぬ
健康なときの血液検査の値を知っておくこともいいと思いますし、思わぬ異常値が出て早期の治療や追加検査に進むこともできるからです猫
しかし、まったく思い当たる症状もなく異常値がでると心配にもなりますいぬ
”肝臓の値が上がっています”ということがよくあります猫。肝臓の異常を評価するのは生化学検査ではALT、AST、ALP、GGTなどの値ですいぬ。肝臓は消化管から吸収されたものの解毒をするです。食べたものや飲んだ薬の影響をうけますので一時的に上昇することはよくあります猫
猫ALT肝臓細胞が腫れたりすると出てくる肝酵素とよばれているものです猫ASTは肝臓以外にも存在し、細胞が壊れると出てきますいぬ肝細胞、筋肉細胞に含まれています犬ALP肝臓や胆管系、骨の細胞にふくまれている酵素です猫肝臓や胆道に問題があると上昇しますが、骨が新しくできる時にもあがるので幼齢動物では正常でも上がっています猫GGT胆管上皮由来の酵素ですのでこれが上昇していれば胆汁のうっ滞などの胆管系に問題があると考えられます猫
異常値が見られた場合、これらの酵素の動きによってどのあたりに問題があるのかを絞り込んでいきます犬。たとえば胆道系の問題がありそうなら腹部のエコー検査をして胆嚢や胆管を押している腫瘤がないかどうかをみたり猫、薬物や食べ物の影響が考えられるときはそれらを休んで1か月後に再検査をしたりして持続している問題がないかどうかをみたりします。猫