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目の大きい犬種(ボストンテリア、フレンチブルドッグ、シーズー、パグなど)はよく観察していると寝ているとき目が半開きになっています。
目の表面は涙膜とよばれる涙の膜で保護されていますが、そのうちの油性の膜を作っているのは瞼です。瞬きするときに瞼の端から油性の涙がでて目の表面を被います。このように瞼が閉じきっていないと目の赤道付近は膜が張られない結果、風やちょっとこすっただけでも傷ついてしまいます。角膜が傷つくと非常に痛く、傷が深いと白く跡が残って視力障害を起こすこともあります。また慢性の角膜炎をお越し黒い色素が目の表面を覆てしまうこともあります
このような犬種は涙膜の代わりとして人工涙液やヒアルロン酸などを点眼して保護してあげる必要があります。また、加齢によって涙の分泌腺の働きが悪くなっても同様のことがおきます。目をショボショボさせたり、べとっとした涙や毛が表面にくっついていたり、風に当たると水性の涙がどっとでたりするようなら目の診察をしてもらうとよいでしょう。