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骨関節炎

JUGEMテーマ:ペット


朝晩が冷えてきました。運動器の疾患も出てくる頃です

骨関節炎の症状の出方は様々ですが、飼い主さんはちょっとした歩き方の変化にすぐ気付いてくださいますので早期に発見することができます。しかし、気づいていても時々でたりでなかったりだと様子をみてしまう方も多そうです。犬にも猫にもみられます。

骨関節炎は発症すると完全には治りませんので、悪化する前に治療をすることが大切です。関節軟骨が傷つき炎症物質が出たすと局所の血行不良や関節液の性状悪化が加わり悪循環に入ってしまいます。

骨関節炎の症状としては跛行ですが、初期は運動し始めや立ち上がるときに一時的に
足の強張りや跛行がみられて、その後はなくなってしまったりするので大丈夫かなと思ってしまいがちです。しかし、跛行は必ず疼痛からきているので動物にはすでに痛みがはじまっているのです。

早期に関節軟骨の修復に効果のある薬を用いることで悪循環を断ち切り、関節の変形を防ぐことができます。また、消炎鎮痛剤を用いることで痛みの原因となっている炎症をおさえることができます。

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さいたま市 アレイ動物病院
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