子イヌが家にやってきて2週目から1カ月までの間、何をすればよいでしょうか？
だいぶ一日のリズムがお互いわかってきて、遊ぶ時間、寝ている時間、食事の時間の区別がついてきたとおもいます。この時期にワクチンの追加接種や検便などをしておきましょう。
ワクチン接種は体調の良い日の昼間行います。ただ、家に来て2週目ころに環境が変わったことの疲れが出てきやすいので食事の量や排便の状態、活動性などをよくみて接種を決めましょう。
ワクチンの種類は、現在一般的なのは8種、9種ですが、子イヌのころにかかりやすい病気とからだへの負担を考え、コロナウイルスとパルボウイルスの入った6種を奨めています。基礎体力がつき、散歩に出るようになった1年後の追加接種には、レプトスピラも入った8種や9種を奨めています。初回接種が終わっている子には同じ種類のワクチンにするこもいます。
基本的にワクチンは、それで防げる病気に対する免疫力がなくなっていないと抗体が作られません。その免疫力がなくなる時期がウイルスや細菌によって異なるのと個体差があるため、2週間程度あけて数回接種するのが理想ですが、費用や現実性を考慮し1か月ごとに3回接種するプログラムが一般的です。1回目の時期とその子の置かれている環境によっても違うので動物病院に相談してください。
また、下痢をしていたり腸内寄生虫がいる場合には効果が低下することもあるので検便もやっておきましょう。
ワクチンは人同様、ある程度の割合で副反応が出ます。副反応が出た時、夜間で対処が遅れる危険も考え、昼間に接種しておきましょう
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