JUGEMテーマ:わんこ
飼い主さんとして皮膚病への向き合い方のポイントをお話したいと思います。
耳の中も鼓膜までは皮膚ですので基本的には同様と考えてください。
まず気づきのポイントですが、
まず気づきのポイントですが、
なんとなく匂いがする
しきりに身体のある部位をなめている
フケが多い
脱毛がある
耳を振る
歩きたがらない、歩き方がおかしい(パッド間の皮膚炎)
皮膚が赤い、湿疹がある
などです。気がついたときにはすでに悪化していたり、あちらこちらにできていたりするかもしれません。しかし、気づいた時点で早めに対処してあげればコントロールまでの時間が短く済みます。
たしかに感染するものもありますが、多くは潜在的にもっていたか、あるいは常在菌が皮膚環境の悪化で増殖したために起こります。自然治癒するものは少ないので動物病院に相談したほうが良いでしょう。
軽度ではシャンプーを繰り返しすることでコントロールできるものもありますが、内服薬や外用薬が必要な場合もあります。また、良くなるまで時間がかかる(数か月)ものもありますが、飼い主さんの協力なしには治療が進みませんので、状態についての説明をよ~く聞いていただきぜひご家族に快適な夏をおくってもらいましょう
原因やなぜ皮膚環境が悪化したかなどは個々のケースで違うでしょうから、あまり周囲と比較せず納得いくまで獣医師と話をすると良いでしょう。