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心雑音

JUGEMテーマ:ペット


健康診断や何かのきっかけで聴診をして心臓に雑音があることを見つけることがあります
心雑音の聞こえる位置や動物年齢によって疑える病名は変わってきますが、心雑音が聞こえるということはどこか細いところを血液が通過していることを意味します。
犬や猫では人でいう”風邪”という病気はあまりありません。心疾患からをしていることも多いのです。咳の症状も人のようにゲホッ、ゲホッとはなりませんので、大抵の飼い主さんは喉になにか詰まったよう、とか猫ですと舌を出して頸をのばして苦しそうにしている、といって病院にいらっしゃいます。

また、最近散歩ですぐ疲れてしまうとか、走り回った後ぜいぜいしているなど運動不耐性という症状がみられることがあります。
に聞かれるようになった雑音は病気が進行すれば臓器の機能不全と心臓の拡大を招くのです。症状がすすむと左の心臓の前の臓器である肺に血液がうっ滞して肺の機能も損なわれてきます。心雑音が聞かれたら症状はなくとも原因となっている病態を早期に明らかにして対策をこうじる必要があると考えられます。

症状がすすむと左の心臓の前の臓器である肺に血液がうっ滞して肺の機能も損なわれてきます。
運動時に疲れやすくなったり、虚脱、咳などの症状が現れます。できればそこまで進まないうちに治療を開始することで、心拡大を防ぐことが重要になります。

 残念ながら心臓の弁膜に異常が出てくるともとの状態に戻すことはできません。しかし、早期に投薬を始めることで進行をおさえることができます。症状がかなり悪くなってくると投薬ではどうにもならない状態になってしまいますし、急に悪化して突然死をまねくこともあります。
動物も長生きになってきました。7才はちょうど折り返しの時期です。他の加齢による疾患も出やすくなるので動物病院にぜひ来てお話をきかせてください

症状が進むと運動時に疲れやすくなったり、虚脱、咳などの症状が現れます。できればそこまで進まないうちに治療を開始することで、心拡大を防ぐことが重要になります。

 残念ながら心臓の弁膜に異常が出てくるともとの状態に戻すことはできません。しかし、早期に投薬を始めることで進行をおさえることができます。症状がかなり悪くなってくると投薬ではどうにもならない状態になってしまいますし、急に悪化して突然死をまねくこともあります。
 動物も長生きになってきました。7才はちょうど折り返しの時期です。他の加齢による疾患も出やすくなるので動物病院にぜひ来てお話をきかせてください
休診のお知らせ
5月20日(土)21日(日)は都合により休診とさせていただきます。