ブログ

腫瘍臨床の理想と現実

JUGEMテーマ:わんこ

ある保険会社の調査によると、腫瘍性疾患が一番多い犬種はゴールデンリトリバーだそうです。

犬種によってなりやすい病気があることはご存じの方もおおいと思います。

また、人気犬種になると繁殖頭数が増えますので、その分病気にかかる頭数も増えてくるとも言えます

これは、犬だけに関わらず猫や他の動物種にも言えることです。

腫瘍性疾患がとりあげられたので、うちのような小さな病院での腫瘍に対する取り組み方をお話しようと思います。

まず、内臓腫瘍や血液の腫瘍のように外からみただけでは分からないものと、体表腫瘍のように見て分かるものがあります。

体表腫瘍にはもちろんさまざまなものがありますが、まずはそれが腫瘍なのか嚢胞のような非腫瘍性病変なのかで次にとるべき処置が変わってきます。
みただけで悪性が疑われるものもありますが、第一歩は戦う相手が何であるかを見極めることです。しかし、全身状態がわるかったり、出血や炎症など局所の状態が悪いものに関してはその処置が優先されることもあります。

女性院長が丁寧に、分かり易く、信頼のおける動物病院を目指して~
アレイ動物病院(さいたま市 動物病院) 鉄道博物館そば、ペットの預かりも