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前回肛門のうの話をしましたが、腫れているのに気付かないこともあり、破れてしまうことがあります。フェレットも小さいころに肛門のうを取っていない子であれば可能性があります。
肛門のうが腫れているうちは痛みがあるのでなんとなく動物のようすがおかしいかもしれません。お尻の方をきにしていたり、食欲が落ちていたり、兆候はみられることが多いです。
でも気が付いたらお尻から血が出ていた、なんてこともあるでしょう。基本的には化膿創なので患部を消毒して抗生物質を投薬します。肛門腺の分泌液は肛門のうにたまって肛門からすぐ奥の2か所の孔から分泌されます。その孔がつまっていることが破裂する原因になりますので、孔を洗浄して開通させておく必要があります。
動物の方は破裂してしまえば痛みがなくなりますので元気になります
が、あとの処置をしっかりやっておかないとすぐに再発してしまいます。破裂してしまったら動物病院に連れて行って処置をしてもらいましょう。