ウサギの避妊手術は避妊目的ではない場合が多いです。
2-3才すぎると、正常な妊娠出産が困難になり、胎内で死亡したり、流産したりする確率が高くなるようです。
中には妊娠を気がつかずにいて、体調不良を訴えて検査してみたら死亡胎仔が子宮内にいた
ということもありました。
また、妊娠の可能性がなくても、子宮や卵巣疾患が2才頃より急増し、なんの問題もなく10歳を迎えられる子は少ないように思います。
症状は無症状から大出血まで様々ですが、出血や高齢となると手術のリスクが高まるため、出産させない場合では1歳くらいまでに避妊手術をするのがお勧めです。
しかし、飼い主さんがよくご存じのように、ウサギの手術にはいくつかの問題があります。
ですから、リスクとメリットをよくお考えになって決められると良いと思います。
ウサギの手術の問題点については、次回ふれてみたいと思います。
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避妊手術(ウサギ編)